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photo by Brain Sawazaki Photogtaphy 澤﨑信孝
マンナカハウス
竣 工 : 2017.04
所在地 : 愛知県名古屋市
物 件 : 戸建てリノベーション(一部)
構 造 : ーーー
面 積 : 117.02㎡(改修部分は55.89㎡)
協 賛 : Brain Sawazaki Photogtaphy 澤﨑信孝
・満点の家をつくりたい③ 〜東海の建築家とつくる家〜 建築ジャーナル/編
・建築ジャーナル 2018年4月
築40年以上の木造戸建てのリノベーション案件。 懐かしい昭和の仕様に包まれた空間。
昔ながらの小さな部屋が隣接する間取りを「出来るだけ広く一体的に使用できるようにしたい」というのが今回のご要望でした。
調査を始めてみると、屋根組を支える「丸太梁が交差する位置」に柱がどうしても抜けない重要な場所があることが判明。 この課題は、 空間を一体的に使うことに対してはデメリットに思えてしまいますが、この課題を逆手にとって「この空間の最大の特徴」として回廊下型の空間構成。
その場所は、視覚的にも生活導線においても中心となる場所です。よって、材料選定で出会った一番想い入れのある素材「=赤いベネチアンガラスのモザイクタイル」を使用することとし、 シンボル的な「真ん中(マンナカ)」を創りました。
また「応接間・和室・キッチンという南北」、「従来の玄関ホール・北側サニタリー」の両動線にも十分に配慮する計画とし、各用途の空間レイアウトを調整しました。
打合せの会話から生まれた遊び心やこだわりを様々な部分に「想い」として、少しずつ、また丁寧に詰め込み、それらが上手く調和できるよう現場にてその都度調整。普段の業務からは、思いもよらないところに斬新な発見がたくさんあり、施主も設計も、また工事を担当した施工会社も予想を超える、とてもステキな空間が仕上がりました。
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